喫水はまだ甘くまだ浅くある

日記、読書、おふね

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

泣く

漫画を描くために国会図書館のデジコレを見に行く。 前には無かったものがデジコレで公開されていたりして侮れない。『日本郵船戦時船史資料集』の編集者たちの熱の入り様に当てられてしまった。狂おしいほどの挽歌である。 創作漫画「渺渺録」の構想も練る…

疲れた祝日

祝日だが仕事。 引き続き『新版 慶州は母の呼び声』『起きられない朝のための短歌入門』を読む。 『慶州』は森崎少女の平穏な日常と、その平穏さを維持していた国家の罪深さの連なりに心打たれる。『森崎和江コレクション』は戦後の日本の話が中心なので、な…

打開

『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』kindleで読む。 iPadで読むのに慣れないからか、目が滑る。また明治・大正期に対して理解が薄いことを改めて確認する。 『阿…

読む

『ドリナの橋』引き続き読む。 美麗な文章に惚れ惚れする。内容も面白い。ただ少し目が滑る。文字が小さいのもあるかもしれない。 神社とラーメン屋に行った。 同人誌の表紙絵を途中まで描く。いい感じだ。 ふねが好きなのにふねを見に行けていない。夏前に…

祈りにかえて

退勤後、無印良品でスリムノートを購入。このノートは既に家に20冊ほどある。なんとなく行くたびに無地と方眼を一冊ずつ買ってしまう。 森崎和江著『新版 慶州は母の呼び声』kindleで読み進める。紙の文庫を捲った時とは触感が違う。その時はふわふわとした…